ハンピ で、結局ハンピは素朴なのか? 秘境なのか? 絶景なのか?

2017年 8月5日


いよいよ今日でハンピは終わりです。
旅人大絶賛、
素朴だよ!
秘境だよ!
絶景だよ!


口をそろえてハンピがいい、ハンピがいいということで、
大いに期待して来てみたハンピですが、
実際はどうだったのでしょうか?


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本日は、
最後に残ったハンピ村の南側、
カマラプラに近い王宮地区と呼ばれているところに行がてら、
ハンピについて思ったことを、
愚痴混じりにつらつらと述べてみようかと思います。


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ハンピ村から南側に岩の丘を越えて、
カマラプラの方に下って行きます。


道に沿って小さい寺院や祠が点々としています。
これらは遺跡なんでしょうが、
未だに現役で人々の信仰を集めているようです。


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ハヌーマンの像も現役です。
本来なら博物館入りするようなものかもしれません。


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道の向こうから何かやってきました。


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やぎ?ヒツジ?


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あっという間に道を埋め尽くされて、
身動きがとれません。


観光業ではない人たちの生活がここにはあります。


ハンピが素朴か素朴でないかといわれたら、
こういった人々の生活は素朴だと思います。
昔ながらの生活を続けている人たちもたくさんいます。


ただしハンピ村を除く、と言うことになります。


ハンピ村は観光の村でした。
宿も食堂もすべて観光料金です。
それはそれで構わないかもしれませんが、
払ったお金に対するクオリティが低いような気がします。
つまりコスパが悪いんです。


もちろんこういったことは世界中の観光地で起こりうることです。
そこに住んでいる人の問題と言うよりも、
自分たちの国の経済感覚を持ち込んでしまう、
旅行者側の問題だという人もいます。


どちらが悪いのかはわかりません。
ただ言えることは、
コスパの悪い宿があり、
コスパの悪いレストランがあり、
宿に至ってはシーズンになると2倍になるということです。


渡し船の話なども、金額は大したことないのですが、
どうせ二度と来ないのだから、
取れるだけ取ってやろう、
嫌なら来るな、という雰囲気が伝ってきます。


もちろん良心的な人も多いとは思いますが、
そう言った人たちが馬鹿を見て、
観光客から2倍取る人の方がお金持ちになっていくというのは、
世界共通の話です。


別にそれが悪いとは思いませんが、
素朴か素朴でないかと言われたら、
ハンピ村は素朴ではない、ということです。


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王宮地区の入り口にある、
アンダーグラウンドシバテンプルです。

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地下に埋もれていたものが、
掘り出されたそうです。


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本堂部分は照明がないので暗いです。
奥にシバリンガが祀られているのですが、
暗い上に下に水がたまっていて、
近寄りにくいです。


その上蝙蝠が住んでいて、
あちこち糞だらけです。


この寺院はかなり不衛生な感じがしますので、
あまり近寄らない方がいいかもしれません。


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王宮地区のあたりはだだっ広いです。
遺跡もおおざっぱで、見ごたえと言う点では、
今までの2つの地区に見劣りします。


※川沿いの地区と、南側の岩山地区については過去記事をご覧ください。


それでもかつての王朝の首都が置かれていただけあって、
敷地面積は相当広いです。


いまでこそ辺鄙なハンピですが(韻を踏んでます)、
そのころのハンピは国の中心地だったわけですね。


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クイーンズバスと呼ばれているところです。
ここに水を張って、王族の女性たちが水浴びをしたのでしょうか。


ところでかつての中心地ハンピですが、
今も決して秘境と言うほどの場所ではありません。


確かに一番近い大都会である、バンガロール、
ハイデラバードからは遠いです。
けれどもハンピ最寄りの街であるホスペットはけっこう大きな町で、
バンガロールやハイデラバードから、
直通の列車やバスが頻発しています。


そしてホスペットからはバスで30分です。
バスを降りたら徒歩5分です。


もちろん時間はけっこうかかかりますが、
逆に時間さえかければ結構簡単に来ることができます。
そのためか、
インド人観光客もたくさん来ていました。
ハンピはインド人にも人気の観光地のようです。


そんなわけで、ハンピは秘境か秘境でないかと言われれば、
そんなに秘境ではないです。


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では、
ハンピが絶景かと言われたら、
これはもう文句なしに絶景です。


さすがに5日間もいると若干の飽きが来ますが、
それでもどこまでも連なる岩山の織りなす、
地上離れ、現実離れした風景は、絶景以外の何ものでもないと思います。


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というわけで、
僕なりに感じたハンピはこうです。


①ハンピはそれほど素朴ではない(特にハンピ村)。


ハンピ村に限って言えば素朴ではないです。
どちらかというと、お金が大好きな人たちに見えました。
もちろん僕が出会った範囲内で、です。


②ハンピはそれほど秘境ではない。


交通の便はけっこういいです。
僕はたまたまローカルバスを乗り継いでやってくるという
不便な方法で来ましたが、
普通に来るならバンガロールから夜行ですぐです。


時間はけっこうかかりますが、インドの移動はどこもこんなもんです。
ゴアの方面にも抜けられるので、
周遊の一筆書きコースとしてもなかなか便利な位置にあります。


③ハンピは絶景。


はい、絶景です。
素朴でなくとも、秘境でなくとも絶景ですので、
ここだけは期待していいと思います。


ただし今後、どんどん観光開発の手が伸びていくと思われますので、
人の手が余り加わっていない絶景がいつまで続くかどうかは、
わかりません。


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素朴であってほしい、
秘境であってほしい、
絶景であってほしいという願望は、
旅人なら誰でもあると思います。


そして実際に素朴だった、
実際に秘境だった、
実際に絶景だったというように、
自分が正しかったのだと言いたくなる気持ちも、
誰にでもあると思います。


そんな素朴なところにいる自分、
そんな秘境に来ている自分、
そんな絶景に身を置いている自分、
そんな自分ってどう?
特別?
いけてる?
大丈夫?(ちょっと不安)


そんな風に思いたいんだと思います。


でもそんなもんです。
僕は僕の先入観のバイアスたっぷりの世界を見ていますし、
他の人は他の人の見たいものを見ているだけです。



このブログも僕の先入観たっぷりですから、
鵜呑みにしないで、
ぜひ自分の足でハンピにいって、
自分の目で実際に見て、
それでどう感じるかを試してみてください。



というわけで、
ハンピ編は終わりです。


明日はバダミに向かいます。
今日、ホスペットの駅に行って、
3日後の帰りの夜行寝台列車、バダミからバンガロール行の
チケットを取ってきました。


バダミ滞在は丸2日半ということになります。
僕は航空券などを除いて、
あんまり先の予約をするのが好きじゃないのですが、
この時は帰りもバスで帰るのがめんどくさくなったので、
ついつい予約をしてしまいました。


けれどもやはり、
結果としてバダミにもっと居ればよかった、
と思うことになるのです。



では次回から、
求めていたのはこっちだった???
大満足と後悔のバダミ編です。





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