ハンピ ハンピ村の対岸に渡ってみたらこんな所だった ぼったくり渡し船 やっぱりメシ高い そしてカマラプラ

2017年 8月4日


まだまだハンピにいます。


数が少ないせいで割高なエアコン付きの宿に泊まっています。


ブレーカーが飛ぶからと言うことで、
手持ちの電気湯沸かし器、ヤザワのトラベルクッカーが使えません。
水がもったいないからと言うことで、洗濯をするなと言われています。


その上さらに、
割高の源であるはずのエアコンが故障して、
生ぬるい風しか出てきません。


「今日、修理人が来るからさ~」


という宿のオーナーの言うことを信じるほど、
純粋無垢ではなくなっているので、
さっさと別の部屋に替えてもらいました。


ところがその部屋は窓がありません。
正式には廊下側にしか窓がないので、
常にカーテンをしておかなければなりません。


そんなわけで一気に独房感も強くなってきました。


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ところでハンピ村から川を挟んだ対岸には、
また別な村があります。
そこはハンピ村と違って、
田園風景が広がり、のんびりとしているそうです。


ゲストハウスやレストランも多く、
長期滞在の欧米人旅行者が多いそうです。


ただし川には橋がありませんので、
渡し船に乗ることになります。


この渡し船は一応公共の船で、
地元の人の足にもなっているということで、
料金は一人10ルピーだそうです。


というわけでさっそく乗ってみます。


「あんたらボート乗るのか?」


「そうだけど」


「対岸まで一人50ルピー、全員で200ルピーだ」


「ええええっ???10ルピーじゃないの?」


「200ルピーだ」


「いや、全員で40ルピーだろ?」


「ふふん、じゃあ乗らないでいいぜ」



むむむ、これは予想外の展開です。
明らかに観光料金をふっかけてきているのですが、
こちら側の分は悪いです。


これがオートリキシャ―なら、
他の車を当たればいいだけですが、
ここでは舟はこれだけです。


こちらはできれば対岸に渡りたい、
でも相手は乗ってくれなくてもいいと言う。


そこでしばらく様子見で待ってみることにしました。


良くあるパターンとしては、
待っているうちに他の客が集まる、
ある程度一杯になってきたら船頭としても早く出発させたい、
他のお客で元は取れているので、
あとは乗せただけ得になる、
値段を安くするからおまえら乗って行け、
となることがあります。


そう思っていると、
インド人観光客らしき人たちが集まってきました。
そして船に乗り込んでいきます。


ある程度一杯になりましたが、
まだ余裕があります。


「よし、おまえら全員で100ルピーにしてやる」


まだ高いのですが、
対岸に渡れないのも嫌なので、
乗ることにしました。


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対岸に渡ると確かに水田が広がっています。
岩砂漠のようなハンピ側とはけっこう違っています。
ここだけ見たらバリ島かと思うくらいです。


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メインロードはほぼ一本道で、
ゲストハウスやレストラン、
旅行代理店などが点々としています。


ただし誰もいません。


道には誰も歩いていないし、
レストランにも誰もいません。
宿の方はわかりませんが、このぶんで行くと少なそうです。


長期滞在の欧米人旅行者はどこへ?


おそらく賑わっているのは乾季のシーズン中だけなんだと思います。


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とりあえずツーリストエリアのはずれまで歩いてみました。
橋のような遺跡のようなものがあって、
そのあたりで終わりです。


そこから先は普通の村になっています。
村自体の中心はそちらのようです。


オートリキシャの運転手が寄ってきたので聞いてみると、
対岸からホスペットまでのバスは無く、
オートリキシャでハンピ村に行くと、
橋があるところまで大回りで行くので高いということでした。


なるほどね。
そうなるとこちら対岸地区に滞在するとなると、
どこに行くにもあの渡し船を使わないといけないってことね。


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お腹が減ってきたので、
どこかで何かを食べないといけません。


地元食堂なんかはもちろんないので、
旅行者用のレストランに入るしかありません。
来る途中で何軒かあったのですが、
どれも人が誰もいないのでよくわかりません。


そんな中、
なんとなく雰囲気のいい入り口を見つけました。
レストランと宿があるようです。
宿の見学も兼ねて、そこに行ってみることにしました。


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広い敷地に宿泊棟が点在している、
いい感じの宿です。
こういった広々とした敷地は、
狭苦しいハンピ村ではありえません。
確かにこちらの方がのんびりとできそうです。


ちなみにこの宿の名前は、
Mowgli Guest Houseというそうです。
booking.comなどでは扱っていないようなので、
宿のHPから予約を入れるようです。


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場所はハンピから渡し船で渡った対岸から
ツーリストエリアを左手に行った端っこの方です。


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レストランは同じ敷地内にあり、
ほとんど屋外のオープンな感じです。


中々いい雰囲気なんですが、
でもやっぱり人が誰もいません。


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誰もいないのでダラダラとしてしまいます。


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レストランの向こうにも田んぼが広がっています。
ホントにバリ島のようです。
田んぼの上を通り抜けて吹いてくる風が涼しくて、
とても気持ちいいです。


こんな宿ならきっとエアコンなんていらないでしょう。


宿の値段を聞いてみると、ファンのみのコテージで、
確か家族4人で2000ルピー弱くらいでした。


ああ~、
この宿に泊ったらどうだろうか。
広々とした敷地に流れるゆったりとした時間。
目の前に広がる素朴な田園風景。
そこを渡ってくる涼しい風。
騒音や喧噪とは無縁の、下界とは隔絶した楽園のような環境。


ああ~、こんなところでのんびりと過ごしてみたい。


それはまさにインドにあるまじき光景でした。
インドに疲れた旅人が、
こういうところでひと時の休息を味わいたいという気持ちは
よくわかります。


この後ハンピ村から移って来て、
この宿に2~3日いようかな。


本気でそんなことを思いかけました。


しかし家族4人で控えめに頼んだ昼食代に600ルピーを払った後に、
まあそれはいいか~、
と言う気持ちになっていました。


Mowgli Guest Houseのレストランだけではないと思いますが、
対岸のツーリストエリアのレストランは、
軒並みこんなものかと思います。


対岸のエリアにはほとんど観光スポットがありませんので、
バイクでも借りて郊外を走らせるしかないです。
僕はバイクの運転ができないので、
ここでは何もすることはないです。


ではここに泊ってハンピに通おうと思うと、
あの感じの悪い渡し船を利用しないといけません。


そうなると、
こちらの対岸エリアに泊まるのは、
のんびりとしてはいるのですが、
することが無い上に、食事代が高い。
ハンピに渡るのもいちいちメンドクサイ。
かといって直接ホスペットに出ることもできない。
ということになります。


対岸エリアに泊まるのは非現実的だな、
という結論が出ました。


でもホントにいい所なんですよ。
バリ島みたいで。
まあそれならインドじゃなくてバリ島に行けばいいんですけど。


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そんなわけでまたハンピ村に戻ります。
狭くて、なんか落ち着かないあの宿に。


帰りもまた100ルピー。
少しの間だけでしたが、いい夢見させてもらいました。



ところで、
食事事情が少し改善しました。


ハンピ村の南4㎞ほどのところに、
観光ではない普通の村、カマラプラがあります。
カマラプラまではバスで10分くらい、
遺跡を見ながら歩いても1時間くらいで着きます。


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カマラプラは普通に人が住んでいますので、
商店もあれば、レストランもあれば、
市場もあります。
ハンピ村にはない、チャイ屋もあります。
もちろん地元価格です。


パンやケーキ、おかし、フルーツに野菜などを買い込んでハンピに帰ると、
食生活がちょっと豊かになります。



次回はいよいよハンピともお別れです。








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