中国 開平市 赤坎鎮 とにかく急げ! 古い騎楼が残る素敵な街並みはただいま破壊中 

2018年12月31日


大晦日です。
中国は旧正月を重んじますので、
大晦日と言えども特に変わりがありません。
交通機関なども特に変更はありません。
ただし銀行は2~3日休みになるようなので、
両替をする時は注意です。
ATMは関係ありません。


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さて、世界遺産開平楼閣と村落のなかで
良く紹介されているこの建物群、
赤坎鎮というところにあります。
古くから水運で栄えた、華僑の街です。
まるで西洋の古い町並みのような雰囲気に
圧倒されますが、
この素敵な建物が立ち並ぶ赤坎鎮は、
ただいま破壊されようとしています。


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まあ良く言えば修復というのでしょうか?
街中にある看板を見ると、
修復というよりは、古い建物をとにかく壊して、
それっぽい新しい建物を建てるようです。
お土産物屋と食べ歩きの店が詰まった、
テーマパーク的な街になるのでしょう。


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まずは開平の市内からバスに乗って
赤坎鎮に向かいます。
赤坎鎮行のバス停は、開平バスターミナルからなら
北側にある橋のたもとにあります。
そこから4元、1時間くらいです。


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赤坎鎮のバス停から、街中に入っていきます。
まさにゴーストタウンです。
誰もいません。
店も開いていません。
かつては素朴な雰囲気と、歴史を感じさせる、
とてもいい街だったそうです。
今は人っ子一人いません。
住人は強制移住させられたそうです。


何のために?


再開発のためにです。
人がいない街、
人の生活感のない街は、
博物館の遺物、ミイラといっしょですね。


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街のあちこちは道路そのものが閉鎖されていたり、
建物に入れないようになっています。
行きたい場所にもなかなかいけないので、
うろうろと遠回りすることになります。


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うろうろしてようやく川べりに出ました。
これですこの景色です。
いろいろなブログや本で紹介されていた、
赤坎鎮の騎楼群です。


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これです。これ。
まるでヨーロッパの古い町並みのようなたたずまい。
中国ではないようです。
川に沿って絵のように広がる街並み。
かつての栄華もそのままに、時間だけが止まってしまった街。
心が躍ります。


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しかし踊った心もここまでです。
橋の入り口が封鎖されていて、
この素敵な騎楼の街に近づくことはできません。
裏側から回り込む道もすべて封鎖されています。
警備員が随所にいるので入ることはできません。

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仕方がないので赤坎鎮の周辺部をぶらぶらあるきます。
りっぱな楼閣が残っています。


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赤坎鎮ではない周りの村は封鎖もなく、
特に問題なく入ることができます。
村人も住んでいるので、生活の匂いを感じることもできます。


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しかし一歩赤坎鎮に入ると、
街に人はおらず、
ただ破壊を待っている建物が横たわっています。
すでに破壊されて瓦礫になっている建物もけっこうあります。
完全に瓦礫になっているところを見ると、
古いまま修復保存処理をするのではなく、
一度完全に破壊してから、
新しく立て直すつもりなのでしょうか?


それとも中国の他の街にあるように、
中心部の一部だけ古い建物を残して、
あとは高層マンションでも建てるつもりでしょうか。
どのみち残念なことです。


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かつてはにぎわいを見せていたであろう、
赤坎市場です。
今は見るも無残です。
ここら辺は建物が完全に取り除かれて、広々としているので、
観光用の大駐車場でも作るのかもしれません。
できれば破壊が始まる前に来てみたかったのですが、
まあしかたありません。


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中にはお金持ち一族の図書館のような立派な建物があって、
ここらへんは残されるんでしょうね。
整備して有料にするのかもしれません。


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まだ残っている古い建物も、
やがては破壊されてしまうかもしれません。
出来るだけ多くの建物が残ってほしいです。
まだ完全に破壊される前の赤坎鎮を見るなら、
今が最後のチャンスかもしれません。


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赤坎鎮は川に沿った町です。
水運とともに開けて、水運の衰退とともに
忘れ去られ、そしてまた観光的に注目され、
注目されるがゆえに破壊されようとしている。
そんな街の興亡を横目に、
川の流れは変わらずにゆっくりと流れているようです。
いつかまた人が戻ってきて、
古さと新しさがうまいことミックスされたような
素敵な街ができるといいなと思います。


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ちなみにここ赤坎鎮から馬降龍村に行く
遊歩道みたいなものがあるようです。
気候が良ければ歩いてみたいです。
この時期は寒すぎます。
寒波が来なければ日中18度~20度くらいと
ハイキングには最適ですが、
この日は10~12度くらいです。
風もあって寒いです。




次回は世界遺産開平楼閣と村落の中心地自力村に自力で行ってみようと思います。





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