2019年 8月24日
カンチャナブリ―にいます。
泊っている宿、Thanya Mansionは、
バスターミナルから観光エリアとは反対側に
歩いて15分くらいのところにあります。
つまり戦場に架ける橋の周辺からは結構離れた場所になります。
ではそこには何があるのかというと、
特に何もありません。
カンチャナブリ―に住んでいるタイ人の普通の暮らしが
垣間見えるだけです。
でもそれが結構おもしろいです。
Thanya MansionからChukkadon Marketという市場街を抜けていくと、
すぐにクゥエー川になります。
ここに渡し船の桟橋があります。
対岸の村とカンチャナブリ―の街を結んでいるようです。
ちょっと遠回りすると橋もあるのですが、
けっこうバイクに乗った人が利用しています。
こういうのを見るとほっとけないので、
とりあえず渡ってみます。
バイクを乗せやすくするために、手すりとかはありません。
かなりワイルドな状態で、渡し船はクゥエー川を渡っていきます。
対岸に渡ったからと言って、
そこには何もありません。
ただの小さな集落があるだけです。
何もすることはないので、すぐに引き返します。
渡し船料金は一人片道5バーツです。
リバークルーズとしては安い方ではないでしょうか?
さてリバークルーズを終えた後は、川沿いに歩いていきましょう。
川の上流方面に少し歩くと、ワットチャイチュンポンというお寺があります。
かなり規模の大きなお寺なのですが、
その一角が川に面しています。
川にせり出したテラスのような部分があり、
かなりくつろげます。
観光地区のフローティングハウスに泊らなくても、
カンチャナブリ―気分を味わえます。
魚のえさが売っていますので、それを買って川に投げ込むと、
驚くほどの数の魚が寄ってきます。
タイ人もみんな楽しそうに魚にえさをあげています。
お寺を過ぎてしばらく川沿いの道を上流に歩いて行くと、古い建物が目につき始めます。
どうやら旧市街に入ったようです。
カンチャナブリーに旧市街があるとは思わなかったので、驚きです。
この旧市街がナイトマーケットになっています。
この日が土曜日だったので、毎日やっているかはわかりませんが、なかなかの賑わいです。
ステージではタイの伝統的な音楽を演奏しています。
観光エリアではないので、ほとんど地元の人しかいません。
あまりにも有名な観光地なので、近寄らないでおこうと思っていたカンチャナブリーですが、観光地エリアを離れると意外にも楽しめます。
安飯は相変わらずどの店でも美味しいです。
ただし観光地エリアを除くです。
ところでカンチャナブリーの観光エリアである戦場にかける橋ですが、
別に悪いところではないので、一度は行って見るのもいいと思います。
街中からは少し離れていますので、何らかの交通手段で向かわないといけません。
イメージ的には戦場にかける橋は鉄道の橋ですので、鉄道で行きたいところです。
しかし鉄道で行こうとすると、どこから乗っても100バーツ掛かります。
カンチャナブリー駅から鉄橋駅までの一駅区間でも、100バーツです。
しかも外国人だけのスペシャル価格。
終点のナムトクまで乗っても100バーツですので、ナムトクまで乗るならそんなに悪くないかも知れませんが、一駅では高すぎます。
そんな時に安くて便利な方法が、ソンテウでBIG Cまで行って、そこから橋まで歩くことです。
ソンテウはバスターミナルの前の大通りを走っていますので、西に行くソンテウを捕まえて乗るだけです。
一応、BIG Cに行くかどうか聞いてみて下さい。1人10バーツでBIG Cまで行けます。
ただし、バスターミナルの中やカンチャナブリー駅前にたむろっているソンテウは貸し切りタクシー的になりますので、10バーツでは行ってくれません。
必ず大通りを走っているソンテウを捕まえて下さい。
BIG Cから橋のたもとの駅までは歩いて10分ほどです。
列車の時刻を調べてから行くと、なかなか楽しめます。
というわけで、カンチャナブリーは終わりです。
観光エリアから離れたところに泊まり、近くの川を眺めながらぼーっとしたり、渡し船に乗ったり、地元食堂で安飯を食べたり、市場でビニール袋入りの惣菜を食べたりしただけですが、かえってそれが良かったです。
バンコクに帰るバスは一応バンコク南バスターミナル行きになっていますが、一旦南バスターミナルを通り越して、より市内に近いピンクラオに停まってくれます。
大半の人がここで降ります。
ピンクラオからカオサンエリアならバスで一本の近さです。
バス代は1人95バーツです。
それではまた次回。