寺院都市スリランガム お寺の中に街がすっぽり? 巨大な門の向こうは賑やかなバザール そして寝泊まりする巡礼者

2019年 8月11日


今日はスリランガムに行ってみようと思います。
スリランガムはティルチー郊外のカーベリー川の中州にある寺院です。
しかし寺院であると同時に街でもあります。
それは一般的には寺院と言うのは街の中にあり、
街の機能からは離れた非日常空間を作っていますが、
ここスリランガムでは逆に、寺院の中に街があるのです。
スリランガムは本堂を中心に城壁を何重にも巡らしていて、
その中に街がすっぽりと入ってしまっています。
街の一番外側の城壁が、
そのまま寺院の一番外側の城壁になっています。
つまりスリランガムはそれだけ大きな寺院と言うことになります。
しかも寺院の中心部はチョーラ朝にまで遡るという古さです。
はるか昔から続く大寺院都市。
そんなところがあるのなら行ってみないといけません。


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スリランガムへの道の始まりは、
ティルチーのChatram Bus Standです。
発音はチャトラムという感じです。

ティルチー


チャトラムバスターミナルは主に市バスのターミナルで、
場所はロックフォートの北側になります。
泊っているSowmya Lodgeからは、
すぐ北側の交差点を東に行くバスでしたらどれも行くそうです。
おそらくティルチー市内を走っているバスでしたらこのチャトラムに行くと思います。
バスは旧市街の入り口を通ってチャトラムに着きます。
バス代は一人7ルピーです。


チャトラムからはスリランガム行きは頻発です。
行き先はタミル語表記なのでどのバスが行くのか全く分かりませんが、
スリランガムを連発していると誰かが教えてくれます。

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バスはカーベリー川にかかる長い橋を渡ると、
すぐにスリランガムに着きます。
バス代は一人8ルピー。
降りてすぐにスリランガムを象徴する巨大ゴープラムが目に飛び込んできます。
なんでも南インド最大らしいですね、よくわからないですけど。


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だんだんと近づいて来ます。
確かに巨大ですね。


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真下に来ました。
見上げると迫力ありますね。

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巨大な門を入っていきます。
ここからがスリランガム寺院の中と言うことになります。
普通の寺院であればここから境内に入り、
広場があり、いくつかのお堂があり、ナンディがいて、本堂があるということになります。


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しかしスリランガムではお寺の入り口の門を入ってからが、
街になっています。
確かに普通の旧市街と言った感じです。
そういう点では城壁都市と同じです。
スリランガムではその城壁が寺院のものであるということです。
向こうには何重にも囲んでいる城壁の次の門が見えています。


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さらにその門をくぐると、その先にもやっぱり町が広がっています。
バザールの活気がそこにはあります。
こういうところに来ると、インドっておもしろいなあと思います。


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こうしていくつかの門をくぐると、
いよいよお寺の中核部に入っていきます。
ここまでは非ヒンドゥー教徒でも大丈夫です。


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寺院中核部の中もすごいことになっています。
ほとんど遺跡と言ってもいいくらいの古い寺院です。
巡礼者がそこかしこに荷物を広げて座っています。
おそらくここで寝泊まりしていると思われます。
どこか遠くからやってきて、ここで何日か過ごしていくのでしょう。
彼ら向けのお店が周りを囲みます。
いったいどれくらい昔から、インドの人はこのように巡礼をしてきたのでしょうか?
歴史的な遺跡でもある寺院に集まり、生活している現代の巡礼者たち。
巡礼にいったい何があるというのでしょうか?
基本的に無宗教な僕ですが、
宗教と言うもの、信心の力と言うものを考えてしまいます。
宗教とはなんでしょうか?
宗教と言うものは、人間が生きること、そして死んでいくことに意味を持たせるものだと思います。
ですから特に人が死んでいくことをうまく説明できたものが、
いい宗教になるんだと思います。
しかし一度死んでよみがえった人がいない以上、
宗教とは何かについてのはっきりとした答えはわからないと思います。
または人には絶対にわからないもの、
理解も認知もできないもの、それが宗教なのかもしれません。
認知できないものはあるかもしれません。
でもそれは認知できないのですから絶対にわかりません。
わからない、ただそれがあるだけです。


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スリランガムの中心部には人々の想いが集まって来ています。
幸せになりたい、お金持ちになりたい、
病気を治したい、苦しみから逃れたい、
死にたくない、失いたくない、
それがだめなら来世によりよく生まれ変わりたい。
そんな人々の想いはどこにいくのでしょうか?
きっとどこにも行かずにただこの炎の先から煙となって、
空中に雲散霧消していくだけなんでしょうね。
そして後には何も残らない。
まあ別に当たり前の話なんですけどね。


そんなわけで寺院都市スリランガムは終わりです。
この先の本当の中心にはヒンドゥー教徒しか入れません。
でもここまで入ればかなり満足です。
外国人向けの観光地ではないので、物売りやしつこいガイド、お布施の強要などはありません。
安心してゆったりとした気持ちでスリランガムの雰囲気を味わうことができます。
なかなかおもしろいところです。


明日はチェンナイに向けて引き返していきます。
途中でティルバンナーマーライに立ち寄るつもりです。








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